色盲の色字共感覚者 - character -

花野いく


「私も共感覚が欲しい!」



主人公
幼なじみの友達が共感覚者で、全然共感できない女の子。
いいなー私も共感覚欲しい!
お金持ちのお嬢様で、なんでも買ってもらえるし、才能もあってなんでもできるけど、共感覚だけない。

学校の成績は微妙。
友達との話題も微妙。

先天的な魔法みたいな能力に
憧れる女の子。

民間の共感覚者の実験に2人が参加するから、しかたなくついって行って・・・???

彼氏は、渡瀬まなぶ


鳥梨そら〈科学者〉


「fMRIで普通の人の脳内を見ても、色を見ている反応は、でませ・・・。これはッ?!」


自然科学を愛する博愛精神
共感覚について調べているが、彼氏の鶴島ももには全く理解されない。


星風なな〈ナンバーフォーム〉


「毎朝時計を見ると、誕生日なの。腹時計かしら?」



先祖代々数字共感覚者
通称ナンバーフォーム

時系列での記憶力にすぐれる。
とくに、7,17,27と7のつく日の記憶が連動する。
七不思議の持ち主。

彼氏は、高橋すすむ

新山美月〈色字共感覚〉


「私の極彩色の世界。
皆さんに私の見ている色の世界を正確にお伝えしたいです。」


1,670万色の色を見分けられる色字共感覚者
色の名前を覚えて、見えている色を正確に伝えることを使命にしている。

ある日、色番号というものを知って???
星風ななと色と数のリンクについて考える。

彼氏は、吉沢あゆむ

あらすじ

共感覚について知ってもらうための
バラばらの薔薇の特別章です。

BLではない、NLな愛の物語です。

共感覚者の中でも保有率の高い「色字共感覚者」のお話です。

「色盲」の共感覚者が、fMRIという装置でのみ色を見ていることがわかるというお話です。

本人でさえ色を見ることができていないのに、
脳は色を認知しているとしたらどうか。

「色盲の共感覚者」と現代科学が織りなす最先端の人類の神秘について描けたらと思います。




attention
色盲というデリケートな話題です。
実際に色が見えなくて困っていらっしゃる方を傷つけてしまったら申し訳ありません。
昨今は、発信が安易にできてしまい、どこの誰が書いたかもわからないものが
いいこともあれば、悪いこともあります。
偶然見たページで、新たな発見があれば、偶然見たページでお気を悪くするかも知れません。

プロフィールをさらけ出して書くには、個人情報の観点から見ましてもあまり得策とは言えません。
私にもプライバシーがございます。
受けとる相手の気分や環境によっても捉え方も異なります。
その全てに留意しますと、結局は書かない。何もしないとなって、受け身になります。
発信しなければ、批判も悪口もきません。
人生が受動的であれば、消費になります。
お金を稼ぎ、物を買うのも楽しいです。
作るのは大変です。

作って楽しんでもらいたいと思っても、楽しませるだけでも大変なのに、その上批判まできたら病みます。
と、ここまで自分の気持ちを正確に記すだけでも、客観的に物事を観察しなければなりません。

私も、なんでも書けるわけではありません。
この領域、この分野、この区域。
限られた分野で、私にしか書けないのはどこかなと探しました。

そう思って、書いている側の視点に必要以上に立つ必要はないけれど、知って頂けましたら、
お互いにとっていいような気がいたします。

色盲なんて差別用語だわ!と思いになりこれでも引っかかりましたら、Uターンをお願いします。
誰も読んでくれと頼んではいませんから。

五月雨さつき - ひじり -